今回は岐阜県図書館多目的小ホールにて、第2回「とことん!生トーーーーク」を行いました。
前回行ったパネルディスカッションが思いのほか好評だったこともあり、今回もパネルディスカッションを行いました。進行は前回と同じく、岐阜市介護支援専門員連絡協議会 会長の安達智紀さんです。
今回のテーマは「情報共有」です。我々、医療介護等福祉職には、患者・ご利用者様の情報はサービス提供の根拠を為す、とても重要な要素です。そして多職種連携が求められる昨今、患者・ご利用者様の情報を連携する職種間で等しく共有することで、全職種一貫した方向性でサービスが提供できるようになるというものです。
今回のパネリストは、以下の4名の方に登壇をしていただきました。
・高木医院院長:高木寛治先生
・岐阜市民病院:渡邉成子看護師
・ニチイケアセンター宇佐:堀部正機ケアマネ
・地域包括支援センター精華:齋藤正美氏
皆さんには情報共有について、考え方・情報の種類や量・ツール・気を付けている点などを、実務を通じてご披露いただき、参加者からは大きな反響や共感を得ている様子でした。情報共有のツールとしては、これまでの電話・FAXがメインである一方で、ICTについても現在は懸念材料も多いが、今後は大いに期待できることが話されました。
また、我々医療介護等福祉職がぜひ知っておきたい情報として、地震や台風等、災害時の対応に必要な情報が圧倒的に不足していることが現実です。岐阜市はしばしば懸念されている大地震に加え、特に南西部は長良川や海抜の点で台風や豪雨等による水害の可能性にさらされているなど、何かと心配が多い地域です。
今回のパネルディスカッションの結果として、通常時・災害時共に使える南西部のマップ作成に結論が及びました。
「とことん!生トーーーーク」終了後にマップ作成参加希望者による作成プロジェクトチームが結成され、顔合わせを行いました。具体的且つ詳細の部分は来月以降に開催される打ち合わせ以降に検討・決定されることになりますが、まずは半年から一年をマップ完成の目標と定め、とうとう南西部も動き出しました。
「とにかくスゴいのを作ろう」と参加者は血気盛んです。皆さんも共に熱い血潮を滾らせませんか?南西部は来年度も活動を促進させるため、さらなる仲間を募集しています。今後ともよろしくお願い申し上げます。
岐阜市 介護・福祉・医療
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担当:谷田・後藤
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岐阜市在宅医療・介護
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▼令和元年度
岐阜市在宅医療・介護
連携推進事業