今回は特別養護老人ホーム ナーシングケア寺田にて、平成30年度第2回岐阜西地区介護ネットワーク連絡協議会を開催しました。
皆さんもご存じのとおり、この北西部を構成する地域包括支援センターについて、今年度から西部・島城西・清流・岐北の4つになりました。そのため少し時間を設けて、4つの包括の自己紹介がてら、それぞれの活動報告を行っていただきました。
介護事業所の皆さんからすれば、今さらお馴染みの包括さんの活動報告なんて…と思いきや、包括の活動はとても幅広く、また包括として同じ活動であっても4包括のそれぞれの地域性もあり、とても勉強になりました。
そしてメイン講演は、医療法人社団青友会 青木内科・眼科の青木洋一郎先生による「回転寿司に学ぶ糖尿病」です。
回転寿司が流れるレーンを血管・お寿司を糖分・召し上がるお客さんを細胞・代金をインスリンに置き換え、糖尿病のメカニズム・内服薬とインスリンなど代表的な治療法、高血糖と低血糖についてなどを講演されました。また概論的な糖尿病講座ではなく、年齢や体型によって考え方や対応の基準や目標などがあることを示され、参加者からは大きな反響がありました。
また、青木先生の説明も丁寧で、参加者の多くを占める介護関連職の目線を意識された絶妙な口調がまた好評を呼びました。
多職種連携の課題のひとつとして、医療と介護の壁が挙げられます。高齢者の生活を支える上で医療的な対応は不可欠ではありますが、医療の専門職ではない介護職は、どうしても医療の理解が低くなります。
もちろん介護職も医療的な知識を向上させる必要もありますが、医療側から目線を合わせていただけることもまた一手であり、青木先生はそれを地で実践なさっておられることが良く分かる講演でした。
青木先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。
さて今年度の北西部の活動は、平成31年2月に研修会を予定しています。内容等は未定ですが、より良い内容を以て皆さんのためになる活動を推進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
岐阜市 介護・福祉・医療
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和光会グループ 事業部内
担当:谷田・後藤
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