特別養護老人ホーム ナーシングケア加納にて、中央部懇談会を開催しました。

今回の内容は徘徊高齢者捜索支援ネットワークの説明会です。

とうとうこの日がやってきました。この一年間、取りまとめ担当の安達さんを中心に、包括の皆さん・ワーキングチームの皆さんのご助言・ご協力をいただき、徘徊高齢者捜索支援ネットワークの骨子を少しずつ組み上げて参りました。

今回の懇談会も、念入りに事前打合せを行いました。事務局もメンバーも気合十分で臨みました。

懇談会当日には約40名の方にお集まりいただきました。いずれも徘徊高齢者捜索支援ネットワークの加入に前向きで大きな興味を持っていただいている事業所の皆さんです。

認知症高齢者の徘徊は大変危険で、交通事故などが起これば生命の危機に直結する一大事になります。我々の地域で、そのような悲しい出来事が少しでも抑止できるように、福祉のプロたる我々も何かできないか、何かしなくてはいけないのではないか。

そのような思いでこの一年間、検討を積み重ねて、ようやく活動のスタートラインに立つことができました。これから加入事業所との手続き・捜索が必要な方へのご案内など、実際に捜索に至るまでには、もう少しプロセスを踏まなければなりませんが、ひとつのカタチとしてこうして完成形に至ったことは、地域の事業所の団結力と意識の高さを証明できたのだと思っています。

この徘徊高齢者捜索支援ネットワークは、今後も拡大・改良を重ねていきたいと思っておりますので、興味のある方は、どんどん事務局までお問い合わせいただければと思います。

よろしくお願い申し上げます。